2017年06月20日

日本家屋の奥深さをしりましょう

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日本の和室が世界の人々に認められ始めています。欧米諸国やアジア諸国の富裕層、またベンチャービジネスなどの成功者が住宅を建てる際、日本の家をモチーフにした部屋を作ることが多くなっています。日本の床の間、畳敷きの部屋は、仏壇を置くことにふさわしいスタイルが多く、家の中でもその位置に重要な重きを置いています。

日本でも一戸建て住宅を建設する際は日本間を作ることが多くなっています。欧米の文化が入ってきて久しい日本ですが、住宅インテリアやファッションなどは欧米諸国風の洋風のものが多くなってきました。それでも持ち家を持つとなると、和室にこだわりを持つ方が多いということです。

一生その部屋を利用することを考えると、日本人としてなくてはならない安らぎの空間を作りたくものなのかもしれません。欧米諸国の方は単純な興味本意で日本家屋をモデルにした家、またお部屋を作るのではなく、純粋に日本への敬愛、文化や技術に対する憧れの念があるということです。

仏壇を置く位置は、日本間の中心です。入口であるふすまから入って、正面に据えるご家庭が多いです。ご先祖様のお気持ちを受け取りたいということと、毎日の生活を清く美しく、正しいものにしていきたいという心の表れかもしれません。

仏やご先祖様に手を合わせることの尊さは、日本人が根本的に持っている本能から来ていると言われています。昨今は地元に密着した小規模の工務店のみならず、大手建設業界でも、こだわりの和室というものを企業コンセプトンに掲げている企業が増えてきました。

それだけニーズがあるということです。昨今ではアジア諸国、特に中国の方がご自宅を建設される際に、日本家屋をモチーフにした住宅を建設されることが増えてきました。そのため、留学生として日本の工務店などに学びに来られる外国人も増えているということです。

住宅の構造、インテリアは、日本が誇るべき大切な文化ですので、より多くの方に理解していただきたいです。

[参考情報]
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kawadasogimatome.net
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